お子さんがトイレで遊んで困っているという親御さんへ

広島に嫁いでいた高校時代の友人が帰省したというので、うちに遊びに来てもらうことになった。うちは中学生と小学生の男兄弟、彼女のところは幼稚園生と2歳になったばかりの男兄弟だ。それぞれ世代の違う男たち、初めはお互いに緊張して距離を取っていたけれど、2歳の坊やがそんな固い空気を壊してくれたので、最後はみんなで仲良く遊んでくれるようになった。子連れで会うようになると、話題はやはり昔のことか育児のことになる。彼女の一番の気がかりは2歳の坊やがいたずら盛りで困っているということだった。出したお菓子も遊び食べしたり、ジュースを豪快にこぼしたり、我が家では最近見なかったことだったので何だか懐かしいなと思ったが、彼女からしたらこれが毎日のことなのでかなりうんざりしているようだった。育児の大変さって、後から振り返ってみると一瞬の出来事だけど、その渦中にいるときは永遠と思えるくらい長く感じてしまうものだ。特に最近はその坊やがトイレで遊びたがるのが一番の悩みなんだそうで、今のところトイレットペーパーを全部巻き取ったりレバーを何度も回して水を無駄にしたりといった程度で済んでいるけれど、便器にものを入れたりしないんじゃないかと気が気ではないらしく、本当に目が離せない毎日とのこと。うちの子供たちもトイレットペーパーを丸ごと便器に突っ込んだり中から鍵を閉めてしまったり色々やってたなあということを思い出した。私はトイレのドアに鈴をかけ、開け閉めすると音でわかるようにしていたので、それを彼女に教えたところ、早速やってみる!ととても感謝された。実際にずっと子供から目を離さないなんて不可能だから、この方法はとても有効だ。お子さんがトイレで遊んで困っているという親御さんへも是非オススメしたい方法である。